数年前から「近々起きる」と言われている『南海トラフ地震』
私は10年以上前から下記のサイトで地震の発生具合をチェックしていました
<サイト>Hi-net 高感度地震観測網
そこに『Hi-net自動処理震源マップ』というのがあり、過去最大30日までに発生した地震が日本地図上にプロットされています

左図のような日本地図に、
- 震源位置
- 大きさ:円の大きさで表現
- 震源の深さ:円の色で表現。赤いほど浅く、青いほど深い
となっています
ここで注目したいのが、四国沖の地震が起きていない場所...

この『赤丸』で囲まれている部分は、私が見始めてから極端に地震が少ない部分となっています
『南海トラフ』と呼ばれるエリアと同じ部分です
この部分とは別に、半年前から増え始めた地震もあります

この赤い部分で囲まれている『青い震源』の地震です
青い震源は、深い位置での地震を表します
半年前まではこんなに多くありませんでした
この青い震源が東から西へ移動しています...
能登半島の地震は数年前から『震度5』程度の地震が年に数度発生していたのが記憶に新しいです
同時期に、この青い震源は能登半島の下を通過していきました...
私は専門家ではないので、理論的に証明できませんし、「絶対に関係性がある」とは言えません
ですが、この『青い震源』は、その震源の深さから『東北大震災』が発生したプレートと同じプレートで発生していると考えられます


左の2つの図は、震源の位置を立体的に表示したものです。
赤い枠の部分が『青い震源』です
プレートの境界で地震が発生しているということは、沈んでいくプレートの動きに、上に載っているプレートが付いてこれなくなって、緊張を戻すたびにプレートの境界で地震が発生している感じです
プレートのゆがみは境界面のみだけでは済みません
プレート全体で発生するはずです。その影響が浅い部分で発生している地震になるのではないでしょうか?
例えば、豆腐をまな板の上でずらしていくと、まな板と豆腐の間で摩擦が発生し、豆腐が歪んでいきます
ある一定の力が加わると、豆腐がずれて元の大きさに戻ろうとします
豆腐のゆがみはまな板との間だけでなく、豆腐全体にゆがみが発生します
同じようなことがプレートでも発生するのではないでしょうか...
そう考えると、あながち『能登の地震』は「関係ない」と言えないかもしれません
話は戻りまして、地震が少ない『南海トラフ』付近ですが、最近、周辺から地震が発生し、空白部分が小さくなっているような気がします...
この空白部分がある程度小さくなると、プレート同士の摩擦に耐えられなくなり、『いっきにずれる』なんて事になるかもしれません
今後、注意しておく必要がありそうです
それでは、本日はこの辺で...
皆様にとって、良い1日となりますように...